こんにちは。イギリスといえば、紅茶。と言うイメージありますよね。実際紅茶はよく飲まれてるようですし、アフタヌーンティーなんかも有名ですよね。
そんな”Tea”ですが、紅茶/お茶の意味だけではないんです。
“What’s for tea?” と私のパートナーが毎日子供みたいに聞いてきます。 直訳すれば、お茶は何?ですよね。
ですが、イギリス人は夕飯のことをteaと使うのでwhat’s for teaで、夜ご飯何〜?となります。
じゃあ昼ごはんは?lunchだよね?
いやぁそれが昼ごはんはdinner を使うんです。
朝 breakfast
昼 dinner
夜 tea
もちろんイギリス人全ての方々が使うわけではなく、言い方は人それぞれですし地域(?)によって昼lunch と夜dinner を使う方々も多いです。
そして最近知ったのですが、supper (サパー)という単語も夕飯の意味だそうです。今まで一度も聞いたことありません。
世界中でポピュラーな絵本、イギリスで出版された、the tiger who came to teaをご存知ですか?日本語訳 おちゃのじかんにきたとら
この絵本で夕飯としてsupper が使われていました。
知らない方のため、ざっくり内容を。ネタバレ注意。
小さい女の子と彼女のママがキッチンでお茶していた時、ドアのベルがなりお腹を空かせたトラがやってきた。
優しい家族は招き入れ一緒にお茶を。そしたら家にあるありとあらゆる食べ物を平らげてしまう。やがてパパが帰宅し、夕飯に食べるものも全て無くなってしまったという話をし、パパがカフェに行こうと提案、そしてみんなで素敵な夕飯を食べ、次の日ママと女の子はショッピングに行きたくさんの食べ物やトラ用の食べ物をまたトラが来た時のために買っておこう!
でもトラはあれから一度も現れなかった。
最後の言葉は胸に刺さったなぁ。この女の子きっとまた来てくれること楽しみにしていただろう。
自分と相手が全く違う生き物/人種でも嫌な顔せず相手を思い人のために尽くす。自分たちのことは後で考えよう。どうにでもなる。
というメッセージが込められてるように私は感じました。
最初ママと女の子がお茶をしている感じがとてもイギリス家庭っぽいし、家族3人での夕食のご飯がソーセージやチップスなど
イギリスの風景が読んでて伝わってきます。絵の色合いやお洋服がおしゃれなのも良い。
日本語訳を読んだことありませんが、簡単な英語ですのでぜひ英語版で読んでみるのもオススメします。
全ての国の子どもたちの安全を祈り、早く平和な世界が戻る事を心から願っています。
そんな思いを込めて少しでも気持ちが平和になれるようにと絵本を引っ張り記事にしました。